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お客様各位
「千葉県産落花生が入手困難で困っています。」
いつもオランダ家をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
今現在、落花生が混乱状態に陥っております。
落花生の日本における消費は元来、中国産が約8割を占めており、国内
産が約1割という構造でした。また国内産の約7割を占めていたのが千
葉県産の落花生です。
ところが、平成十九年の夏頃より、残留農薬の問題で、中国の当局が日
本への輸出を自主規制しており、現在もほとんど輸入されておりません。
そのため、国内の落花生が極端に不足しております。
千葉県産落花生の急激な高騰

さらに、昨年は千葉県産落花生の不作もあり、結果、その千葉県産落花
生の需要が一気に高まり、急激な高騰を招いているのです。
千葉県産落花生にこだわって

オランダ家では、安全性はもちろん、味、風味が抜群に良い千葉県産落
花生にこだわって「楽花生パイ」「楽花生最中」をつくっております。
弊社の主力商品が故に、全力で入手に努力しておりますが、困難な状態
にあります。
やむを得ず価格改定せざるを得ません

また、落花生以外の他の原材料も高騰し続けており、誠に不本意ではご
ざいますが、品質を維持させていただくため、やむを得ず「楽花生パイ」
「楽花生最中」を価格改定という苦渋の選択をとらせていただきました。
今月の六月二十日より、各1個126円を150円に改定させていただ
きます。誠に心苦しく、申し訳ございませんが、何卒、ご理解いただけ
ますよう、よろしくお願い申し上げます。
弊社で使用する落花生の量の問題

「楽花生パイ」「楽花生最中」はおかげさまで、発売以来二十年以上の
長きにわたり、皆様にご愛顧いただいております商品ですが、その原材
料として使用する落花生は年間で相当の量が必要です。現在も最大限の
努力をして、落花生の手配に奔走しておりますが、価格もさることなが
ら、当面においての量の確保も不透明な状況が続いております。
製造・販売休止の可能性も

弊社としては、やはり安全で、高品質な千葉県産以外の代替品をどうし
ても使いたくはないのです。したがって、もし千葉県産落花生がこの先、
確保できなくなった場合は「楽花生パイ」「楽花生最中」の製造・販売
を休止すべきと考えております。
長年ご愛顧いただいてきたことを思いますと、断腸の思いがいたします
が、品質本位のオランダ家でありたいと考えております。
父でもあった創業者の教え

私どもは昭和二十四年の創業時より脈々と受け継がれる精神として「本
物のおいしさをお届けしたい」という願いがございます。実父でもあっ
た創業社長は「本物のおいしさ」にこだわり続けた人でした。
戦後の混乱期で砂糖がなかなか手に入らない時代に他のお菓子屋は合成
甘味料のサッカリンを使うのが一般的な中、「おいしくなければお菓子
ではない」と高値の砂糖を買い集め、使い続けました。おいしさに対し
て非常に頑固で、誠実に素材と向き合って「本物のおいしさ」を心から
追求し続けた人でした。
その心意気と伝統を守り抜いていきたいと念願しております。
千葉の郷土菓子をつくり続けたい

〈生まれも育ちも千葉〉の弊社といたしましては、今後もできる限り、
千葉県産の素材を使ってお菓子に仕立て、千葉県の皆様はもちろん、全
国の皆様に〈千葉のおいしさ〉を知っていただくことも私どもの大切な
使命のひとつではないかと考えております。
そして、お菓子を通して「お客様に〈おいしい幸せ〉をお届けすること」
が『おいしさはこころ』を経営理念とする私どもの願いであり、社業の
本質であります。
千葉は食材の宝庫です

千葉は落花生のほかにも、たくさんの食材に恵まれております。
たとえば、さつまいもは全国でもトップクラスの生産高を誇り、品質の
高さにおいても定評があります。
千葉とのゆかりも深く、江戸中期に青木昆陽が、幕張の地で甘藷の栽培
実験を行い、その後全国に栽培が広がったことでも有名です。
ほかにも、和梨や栗、苺などお菓子にとって魅力的な食材が千葉には豊
富にあるのです。
〈千葉ならではのおいしい幸せ〉をお届けできるよう、改めて、新しい
お菓子づくりにも精一杯取り組んでまいります。
今後ともご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社 オランダ家
代表取締役 社長
池田 孝雄
株式会社 オランダ家
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